IMAI Hiroyuki
金石
鍛金と砡彫刻表現を探究し、地球や生き物の営みを見つめ制作する。地球科学を研究することで、素材研究の最も根元となるところを見つめ表現や技法におぼれることなく、工芸作家に不可欠と言える素材を知り尽くすことで、独自の表現世界を持っている。
フィールドで地球からの贈りものの鉱物と出逢い、トンカン金属を叩く、それが今井のスタイルとなっている。金石造形の第一人者である。
今井裕之
IMAI Hiroyuki
1964 京都市東山区に生まれる
1989 東京藝術大学美術学部工芸科鍛金専攻卒業/1991年大学院美術研究科鍛金専攻修了/1993年研究生修了
1993 山梨県立宝石美術専門学校dで講師・助教授として2004年まで勤める
2004 工芸の新しい分野『金石造形』を提唱し京都に工房を開設する
2014 三次市三良坂平和美術館企画 今井裕之金石造形展~地球からの贈りもの~ 開催
2020 正倉院宝物調査及び 『魚形6号(中倉128)』 『琥碧魚形(中倉105)』 模造制作
2022 アート&サイエンス 「流氷がつなぐ生命の環」 今井裕之 金石造形展 〈北海道立オホーツク流氷科学センター企画〉